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本の翻訳に興味を持って二年

更新日:2022年7月17日



二年前の今ごろ、本の翻訳に興味を持ちました。どうしても紹介したいイヌイット小説があったからです。



その小説の翻訳刊行の夢はまだ叶っていませんが、さまざまな作品に出会い、たくさんの人の助けがあって(ありがとうございます!)、現在六冊目の訳を仕上げています。


わたしは持ち込みをするのが好きです。


面白い作品が抱えきれないくらいあって、ああこれも読んでほしい、いっしょに話したいなあと強く思うからです。そのとき思い浮かべるのは、母だったり、親友だったり、子供たちだったり、編集者さんだったり、いろいろです。


だけど最近すごく悩んでいる……


これはとても面白い! と思っても、すでに他作品のレジュメを提出し、検討していただいている編集者さんに繰り返し出していいのか分からないし(ご迷惑はかけたくない)、持ち込みOKですよとオープンにされている方でも、正直、翻訳者からの持ち込みをどう思われているのかわかりません。


OKですよ、送ってくださいと許可をいただいて送っても、お返事がない場合もあります。レジュメを送ったら、他の出版社に同一作品を持ち込んではだめだし、六カ月はじっと返事を待たなければならないと言われたこともあります。


「レジュメを出したら、シュレッダーにかけたと思って忘れよう」

(一年前くらいまでは「宇宙にむかってボールを投げたんだと思って忘れよう」とかもうちょっと前向きな感じだった)


がモットーでしたが、なんだか最近、それもおかしな話だなと思うようになりました。


「持ち込みだから仕方ない」と言われればそうなのかもしれませんが(そうなのか?)、どうせなら、そういう風に思わなくてもいいコミュニケーションが取れたらなあと思います。


だからもし、持ち込みウェルカムですよ、という方がいらっしゃったら、声をかけていただけるとうれしいです。



どうぞよろしくお願いいたします。




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